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<  2012年 02月   >

  • 少しは役にたつブログ記事
    [ 2012-02-29 21:51 ]
  • [ 2012-02-29 19:27 ]
  • 26日は法要ギャラリーこころ庵
    [ 2012-02-27 13:14 ]
  • れつさん展準備
    [ 2012-02-24 21:33 ]
  • ねんねこ袢纏復活第1号!
    [ 2012-02-24 21:17 ]
  • 特別なハタキ
    [ 2012-02-23 22:11 ]
  • 幸せ
    [ 2012-02-23 10:47 ]
  • 金子みすず 着ているものはしなやかなのに
    [ 2012-02-22 08:57 ]
  • れつさんの青春着物展準備
    [ 2012-02-21 20:52 ]
  • 「ねんねこ袢纏」復活プロジェクト
    [ 2012-02-20 17:01 ]

少しは役にたつブログ記事

 誰かのブログを読んで元気をもらったり、
参考になったり、良い言葉を見つけると嬉しい。
 気持ちの籠った手仕事の写真なども楽しい。

 ずっと書きたかったけれど面倒だったので書かなかった
少し役に立ちそうな記事。
 平野恵理子さんのエッセイに載っていた「生ごみ新聞包み」の話。
着物のエッセイも書く彼女の本を図書館で借りて読んだ時期があった。
 彼女の住んでる地区か?とにかく生ごみの出し方に決まりがあって
それがとても良いので、イラストで紹介してあったもの。
 皆が同じ形状で生ごみを新聞にきちんと包んで、決められた所に
出すという話。今まで汚くて臭くてうっとうしい存在だった生ごみが
新聞に大事に包まれると、臭いも水気も無くて、整然と並べられて
気持ちが良いと書いてあった。
 バクテリアの生ごみ処理作戦で、大失敗している私。
この新聞包みならできそうと、もう何年も続けている。これは、ほんとお勧め。
 私なりに適当に真似したので平野さんのエッセイとは、違っているかも。
 
:::::::::::生ごみの新聞つつみレシピ::::::::::::::
 古新聞を3枚準備。2枚重ね+1枚
 
 重ねてこんな風に折りたたむ



 古新聞を片付ける時、ついでにまとめて作っておく

 三角コーナーの生ごみを水気を切って、この新聞を広げて
まず2枚重ねの方できっちり丁寧に包み、更に1枚の新聞紙で上から包む。
 大事な小包みたいになる。

こうしておくとビニール袋にそのまま入れて
ごみの日まで置くよりずっと、臭いもすくなく、新聞が水分も吸うから
鬱陶しい気がしない。その都度3枚重ねて包めば良いようだが、
折り目がついていないときれいに包めず、古新聞を取りに行くのが
面倒で続かない。

 これを徹底している町内会って偉いなと思い、実践している住民も
感心だなと思った。エッセイに書いてくれた平野さんにも感謝。
 ずぼらな私が続けている生ごみ新聞包み。よろしかったらお試しあれ。
みかんの皮やスイカの皮もこの方法がお勧め。ぐちゃぐちゃ水分が出ないから
ショウジョウバエも来ない。お金もかからない。

 

 

by kokoro-an | 2012-02-29 21:51 | その他 | Comments(0)

 展示準備に没頭していて、しばらく実家に連絡を入れていなかった。
「打撲の夜の数時間、足が着けず、トイレに行くのもやっとのことで
お父さんの辛さがちょっとわかったよ。」と話をしようと思って、電話した。

「変わりない?」
「・・・・・・・。心配かけるから言わなかったけど、変わりあったよ。」と母。
金曜日のデイの日、出がけにトイレに行きたくなった父が焦って
車椅子の近くで立あがり、そのまま転倒。
 母が慌てて支えようとして、軽いぎっくり腰状態に。
動けたものの、腰に力が入らず父を起き上がらせる事ができない。
 仕方なし父は、横たわったままデイの迎えを待つ。ヘルパーさんに助けてもらったと言う。
父はそのままデイに行って、担当医に打撲や怪我が無いか診てもらい、大丈夫だった。

 こういう事が起こる。やっぱり、連絡をさぼってはいけない。
母が、結構疲れている。私の打撲ネタも披露して、翌日実家へ様子を見に行く。
急に行ったら、母がとても嬉しそうな表情をした。
 父はどこも痛みはないらしく、ニコニコしていた。
 母は、目が大きい。何だか怯えた猛禽の雛みたいな
顔つきになって来た。父との会話が成立しにくく、この頃は指さしが多くなり、
それがとてもストレスになるらしい。つい「何!?」と聞き返す時
母の大きな目が、父には怒っているように思えて「もう、結構です。」とか
言われるも辛いらしい。

 母はずっと優しいまま変わらないと思いこんでいた。大きな病気で脳にダメージも受けて
手術もしている。実年齢より負担は大きいのだろう。父が脳梗塞で倒れて以来
母に任せきりだった。もう少しまめに連絡したり、出かければ良かった。
 老夫婦の二人暮らしはやっぱり不安が多い。しかも、今回は父は歩けなくて、右手も使えない。

 デイに行く日も迎えが来るまでは、結構二人で緊張するらしい。
やっぱりできる限り通った方がよさそうだ。この年齢になって両親が揃っている事は
ありがたい事だから。

 妹達と電話当番を決めた。母は自分からは電話をかけて来ない。
電話もメールもあまり好きではない。一度に5人から電話かかっても
うっとうしいだろうから、分担にした。この時、父とも話をするといいかな。

 母の話は、愚痴が多くなって来た。友達の事、自分の姉兄の事。
ずっと昔のパート仲間の事。父の事。もっと楽しい話ができる状態にしてあげなければ。
 少しずつ、母の情緒面が変わって来た事に気づいてしまった。
「あれ?」と思う発言に悲しい気持ちになる。私は元気で、とびきり綺麗で器用で
小言も言わず、文句もいじわるも言わない母が自慢だった。そして、きっと素敵な
おばあさんになると思っていた。ずっと気持ちが落ち着かなくて不満や不安が
あったのだろう。口に出さないから溜まってしまったのだろう。申し訳なく思う。
もっと気にかけていないといけない。少しの綻びのうちに娘の私たちで繕おう。


 

by kokoro-an | 2012-02-29 19:27 | 家族 | Comments(4)

26日は法要ギャラリーこころ庵

 26日は、れつさんとご主人の法要の日。
親族ご一行様がこころ庵「れつさんの青春着物展」を見に来てくれた。
 ご親戚には内緒のサプライズ企画!喜んでくださるか?

 昨日の打撲は大げさに痛がったわりに、朝にはほとんど痛くなくなっていた。
欠席かもと弱音を吐き、松葉杖まで用意させ・・・「どうしよう?治ってる。」と
体裁悪かった。でも、無事参加できて良かった。

 K氏にコーヒー準備は手伝ってもらい、夫は出先から急いで来てくれて
薪ストーブ準備や火鉢の仕度をしてくれた。
 ご一同到着。
ピンナップボードも喜んでくれたようだ。着物も一段と綺麗に見える。
「こんな着物みたことなかった。」と皆さん寒いのにしっかり見てくれる。

ご主人は熱血教師時代があったとのこと。剣道の面や胴着、
教本なども飾った。こちらは、26日のみ。

 アルバムも話題を提供してくれる。写真の尊さを感じる今回の展示。


 こういう企画は初めてだけど、気取りのない農家の作りの古民家だから
無理せず楽しく展示できた。アルバムをお借りできたので、とても助かった。
 トルソーひさこさんは、身長を10センチ高くして「れつさん」仕様に。
3歳年下の妹さんは東京の女学生の装い。こちらはS氏コレクションアンサンブル銘仙。
袴は和ん和んさん私物。

 こんなに綺麗な状態で戦前の着物が残っている。
このしなやかな質感や、高畠華宵の絵に出て来るような着物の色柄その物を
こうして観てもらえる事がとても嬉しい。長い月日を生きてきた着物や羽織。
どうか、強くひっぱたりしないで、優しく観て欲しい。素材としてではなく、
時代を生き抜いたれつさんの着物として観て欲しい。
3月2日からの展示、とても楽しみだ。
 

by kokoro-an | 2012-02-27 13:14 | 記念日展示 | Comments(2)

れつさん展準備

 毎日れつさんの事ばかり考えている。
着物を観て、アルバムの写真を観て。
 写真はピンナップボードに年代順、ゆかりのある方々
そして、興味深い当時の様子がわかる物など編集。
 服部先生がレトロな和紙でボードの額を素敵に一閑張りしてくださったので、
れつさんの青春記にピッタリのボードができた。
 着物も写真もしまってある時は、しんと大人しい。
外に出すと呼吸するように生き生きとする.
「開放感」?
 こころ庵には日常の生活感が無いからか
着物の輝きの変化や、頭が無いトルソーの表情までも解る。
 展示が納得いくと部屋全体が嬉しそう。
一人で仕度している時間は作品や着物、雑貨や人形などと
真剣に向き合う。そして、没頭していると足元も見てなくて、
展示用の分厚い一枚板の角に足の甲を思い切りぶつけた!!
一瞬あたりの色彩が無くなるような感じ。目の前が白くなる。気絶しそうになる。
(こんな時のために、私は近所の子供達に飴をあげて仲良くしている。)
「おばさんが倒れていたら、近くの大人を呼んで来てね。」と。
さすっていたら、痛みは治まりすっかり忘れていた。
 それが夕方から、だんだん腫れて痛くなった。そのうち足が着けなくなって、
帰宅後は、松葉杖まで修理して用意してもらう有様。

これでは、当日26日は欠席か?
 れつさん、そしてご主人の法要でこの展示を親族に観ていただく予定がある。
れつさんの仲良しだった妹さんにも贈りたい今回の展示。
 さんざん周りに心配かけた展示前日のトホホな痛い出来事。

by kokoro-an | 2012-02-24 21:33 | 記念日展示 | Comments(0)

ねんねこ袢纏復活第1号!

 こころ庵ご近所のOさん。ねんねこ袢纏を早速使ってくれている。
活発で元気なおばあちゃんにピッタリ!
 赤ちゃんも満足そう。

ところで、この赤ちゃん。1歳数か月にして「お神楽」に目覚めたと言う。
おばあちゃんにおんぶして「お神楽」見物。それはおとなしく、じっと背中で
舞を観ていたそうだ。
 おじいちゃんは写真が趣味。神事や舞の写真を撮って
プリントしたものを皆で見ていたその時!
 この坊やが突然、神楽の踊りを舞い始めたという。
場面によって踊りも変えて、手に持つアイテムも変えて。
 パパは子供の頃から舞に参加している。
歌をうたうと、それに合わせて見事に坊やは舞う。
 家族みんなでビックリし、感心したそうだ。
 
 ねんねこ袢纏を届けた時、おじいちゃん、おばあちゃんが嬉しそうに
話してくれた。

 きっと坊やはおばあちゃんの背中で安心して、神楽を堪能したのだろう。
真剣な舞は、赤ちゃんの心と記憶にしっかり刻まれたのだろう。
 
 良かったね。R君!パパと舞える日は近い!


 

by kokoro-an | 2012-02-24 21:17 | 着物 | Comments(2)

特別なハタキ

 いつも優しい姑は、何故か私が作る「特別なハタキ」には厳しい。
以前も作っている私に「いくらで売るだね?」と聞くので、
「800円だよ。」と答えると「高い!あたしは絶対買わない!。」と言う。
「おばちゃんは、買わなくてもいいよ。」
「800円のハタキなんか買う人あるだかね?」
「・・・・・・。」
 どうやらハタキごときが800円と言うのが不満らしい。
ホームセンターでは箒だって198円だから。

 山で倒れた竹を夫が採って来ては、ガスコンロで焙って拭いて、
晒し竹を作ってくれる。
竹の中心の先の一番細い部分だけ使う。枝の部分ではない。
 以前のは、お茶の水屋のすのこの材料の端材だった。この竹は買えば1本1000円もする。
私は、ホームセンターで安く買えると思っていたけれど、そうではなかった。
 そんなわけで、最近は夫自ら竹を準備することになった。

 結構手間がかかっているし、房の部分も面倒なのである。
着物みたいに左が上にくるように、など拘りもある。
今回また作っていると
「800円のハタキだね。あたしは、房の布があと倍位欲しいね。」と言う。
「竹が細いから、そんなに着けられないし、上品じゃなくなっちゃう。」
「ふーん。そんなもんかねえ。売れるかねえ。」
部屋ごとに置きたいと3本買ってくれたお客さんも居たけれど、言わなかった。

 姑が言うように房の布を5枚増やして短くカットしたチビハタキも作ってみた。
夫は「ダメだね。」と言った。やれやれ。
 
 知り合いから竹を100本もらう約束をしてきた夫。
姑のダメだしを受けながら、私は100本ハタキを作るのだろうか?
 ほつれにくい縮緬のハギレも探さないといけない。このハタキは特別に
大切な物をはたく「特別なハタキ」。
襦袢に見立てて一枚違う柄を入れる。結構可愛い。ひとつ屋オリジナル。

by kokoro-an | 2012-02-23 22:11 | ひとつ屋 | Comments(4)

幸せ

れつさんの青春着物展の準備をしていた日。
親戚のK君がいつもの美味しい水を配達してくれた。
 主人方の親戚のK君、髪を染めるのを止めたり、
どこにも行かないで家とこころ庵の往復をしている私の人生を
とても気の毒がってくれる。
「俺の友達、カリスマ美容師だから安く白髪染め頼んでやろうか?」とか
「たまには、エステで気分転換したいなとか思わない?」「お酒は飲みに行かない?」
「カラオケは?」「ライブは?」「服とか買わないの?」ets・・・
 私より12歳若いK君にとって、夫や私の今の日々は
我慢して地味に暮らしていると思っているみたいだ。

 「俺は、会社員になりたいっすよ。言われた事をやれば給料もらえる生活がいいなあ。」と言う。
土木、改装、エクステリア、水の配達、そして、空手の師範。祭り・・・なかなか立派に頑張っているのに。

「みんな会社員にならなくてもいいんだよ。職人や農夫、自営業者がこれからの日本を
変えていくんじゃないかな?」って糸井重里さんがブログに
書いていたよと和ん和んさんが教えてくれた事を受け売り。

 田口ランディさんがブログに「いま、この瞬間に自分がしたい事が
わかるということを、幸せだなあと感じる。」書いていた。
私は共感して、K氏作のTA・N・GO(hitoshirezu:ya500円)に書きとめた。
 
  寒いから銘仙の綿入れの袢纏着て、自分で編んだ帽子被って・・・。
銘仙をたたんだり、れつさんの着物と喋りながら脚立に登ったり下りたりしていれば
すぐに時間が経つ。
 したい事はいっぱいある。色々な仕掛けを思いつくとワクワクする。
 だんだん配置が整って、部屋も着物もキラキラ輝くのが解るから
私は楽しいと思う。 座敷わらしも、いつも何処かに隠れている。

 薪ストーブで炭を起こし、火鉢でパンを焙ってお昼を食べる。コーヒーも煎れる。


 音楽だって大音量でかけたり、大声で歌ったり、自由だ。贅沢な時間だ。
花実さんのライブに行く楽しみもある。

 流行りのスウィーツも知らず、TVは「カーネーション」しか観ず、遠くには行かない。
でも退屈はしていない。

 「どっかで発散しないとストレス溜まるよ。」「そんなにお金使わないのに何で貧乏なわけ?」と
納得いかない様子でK君は帰って行った。
 
 K君、会社員はストレス溜まるんだよ。人に使われるって大変なんだよ。
私たちは自由だから、貧しいんだよ。今、私は結構幸せだよ。

******************************************
ストレス解消になるかな?「カアーーー、こん、こん」と鳴く寺島名物?こんこんガラスに会えるかも。
◆こころ庵探鳥会 ◆2月25日(土)◆9:00~11:30頃まで
◆寺島界隈の鳥を観察 暖かい服装でおいでください。
◆あれば双眼鏡、フィールドスコープ持参
 
































































 

by kokoro-an | 2012-02-23 10:47 | 雑記 | Comments(0)

金子みすず 着ているものはしなやかなのに

 れつさんのアルバムを見ていたら、着物が当たり前の時代は
着姿がとても自然に思えた。
 明治時代の写真。写真館で撮っているようだけど、
着物はゆるく楽に着ている。帯もクシャクシャ柔らかそう。

 昭和の時代。大阪駅の写真。楽しげな二人の着物姿がとても可愛い。

 もっと気軽に着物を着て歩ける世の中になればいいのに。


 着ているものは、しなやかなのに   金子みすず

 人のお太鼓を水平に直すひと。
 半襟三分出過ぎたと気にするひと。
 金銀でぴかぴかに光っているひと。
 汚しちゃいけないと動けないひと。
 へあーすぷれいで髪の毛、
 がちがちのひと。
 いばってるみたいに、
 とっても偉そうなひと。
 みいんな、なんだか、力こぶ。
 息苦しさが、かはいさう。
 着ているものは、
 しなやかなのに。


 お太鼓がななめでも、
 半襟たっぷり出ていても。
 安くて古くさい着物でも、
 裾ひらひら走りまわっていても。
 鏡も見ないで結った髪でも、
 しなやかに着て、
 力も抜けると、知らぬ間に、
 ほほえんでしまふでせうに。
 
 
 きもちもしなやかになれたなら、
 ひとにもやさしくなれるでせうか。


::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
 着物の生活が当たり前の時代でも、こういう思いがあったことが解る。
古くさい着物が好きな私は、この詩に出会って嬉しかった。
 れつさんの着物や写真を見ていると、ちょっと羨ましい気持ちになる。
妹さんとお揃いの羽織姿の写真は本当に嬉しそう。

by kokoro-an | 2012-02-22 08:57 | 着物 | Comments(8)

れつさんの青春着物展準備

 椿柄の銘仙を片付けて、次回展示の準備を始めた。

大正の初め生まれの、れつさんが若いころに着た着物や羽織、ハギレをつないだ襦袢。
 戦火を免れ美しい姿のまま残っている。
状態の良さから大切に手入れされていた事が想像できる。

 NHK連ドラのカーネーションの糸子さんと同じ世代のれつさん。
少女達が可憐な乙女だった抒情画の世界のような、れつさんの青春時代を
感じてもらえる展示にしたかった。
 決して特別な存在ではなくて、お気に入りの着物を他の人より
ちょっぴり、大事にしていただけ・・・そんなれつさんが喜んでくれたらと
お嫁さんの発案。こころ庵的展示である。大切な着物を頂いたお礼でもある。
 ご親戚もみえる記念日展示なので、少し緊張している。
預かったアルバムを見ながらその時代に思いを馳せる。
写真は正にカーネーションのエンディングに紹介される懐かし写真そのもの。
 「おもひで」アルバムの中から何枚かをピンナップボードに貼って見ていただく予定。

 れつさんの錦紗の着物は、しなやかで本当に洒落ている。
銘仙とはまた違う表情を見せる。

 着物の配置を考えて、小物を仕込んで・・・。たちまち夕方になる。

 最後に個性的な婚礼衣装を衣桁に掛ける。
「ねえ、嬉しい?」と聞くと、コバルトブルーの御所車の図柄が
ヒラリと揺れた。頷いているようだった。

 展示がまとまると和室全体がぽっと暖かくなる感じがする。
行李の中で眠っている時と、展示した時の着物は
全く違って見える。着物だって出番が来ると嬉しいはず。
 一番好きなモクレンの羽織を飾ったら、部屋の色が変わって見えた。

*2月26日(日) 13:00~16:00 会期より少し早めのOPEN予定。   

by kokoro-an | 2012-02-21 20:52 | 記念日展示 | Comments(2)

「ねんねこ袢纏」復活プロジェクト

 S氏銘仙コレクションの中に遠慮っぽく数枚あるのが、
ねんねこ袢纏。
 美の壺を見てくれた関西の女性から送ってもらった
大切なカラフルな銘仙ねんねこもある。
 
 先日私の前をマント型コートを羽織り、
赤ちゃんをおんぶした若いお母さんが歩いていた。
「この頃はお洒落なママコートがあるんだなあ」とみていたら、強風が。
 マントの裾が翻り、赤ちゃんの可愛いふくらはぎが丸出しに。
「寒そう。ねんねこ袢纏なら簡単にはめくれないだろうな。
ママも赤ちゃんも暖かなのに。」と思った。
今年は寒いから特にねんねこ袢纏を復活させたい気持ちが強くなる。
 
 ねんねこ3着、ついにかけ襟をかけ始めた。こころ庵の向かいのOさんは
おばあちゃんとおじいちゃんが赤ちゃんをよくおんぶして散歩している。
1枚は、このお宅に貸与しようと決めていた。おばあちゃんが着物好きだから、きっと着てくれる。

 地味な紺色のねんねこの黒い繻子の上に生成りの市松の織のリネンのハギレを
繋いで、ジブ目に。虫食いはあるものの上品な柄の銘仙。軽くて暖かい。

 こころ庵がらみで企む事には、いつも不思議な後押しがある。
寒い強風の19日。だれも来ないだろうと思っていたら、こんなお客さんが。
近所の若いおばあちゃん。「もう寒くてかなわないから、40年前のこんなの着てきちゃった。」
自分のお子さんを育てた頃のママコート。このアクリルっぽい素材と織、サイケな柄!
もう見ているだけで、嬉しく暖かくなる。これこれ!襟のボアも可愛い。

 夕方、仕上がったねんねこをOさんに届ける。
「こういうの、私もあったけど今は無くしてしまって欲しかったんだよー。
友達がねんねこ使っているのが、羨ましかったのよ。」と
早速羽織って、ご主人に見せている。似合う!にあう。
嬉しいな。スキップしながらこころ庵に戻った。
 関西のねんねこは、若い着物好きのママにレンタルしたい。
こちらには、ラブリーな綿レースを付けた。


 ねんねこ袢纏は赤ちゃんもお母さんもそして、見かけた人までも
暖かくする着物だと思う。ジーンズにもスパッツにも似合うカラフルなこのねんねこを
着こなしてくれる若いママさん現れないかな。

by kokoro-an | 2012-02-20 17:01 | 着物 | Comments(0)